こんにちは、今回は22年度の配当金がどれくらい増配されたか?について見ていきます。基本的には私が保有している銘柄について記載しています。ただし、年度の途中で購入した銘柄もありますので、記載内容の全ての配当が入るわけではありません。配当金がどれくらい増配されるものなのか?増配が発表されるとしたらどのタイミングが多いのか?自分が持っている銘柄は最初に増配を発表する銘柄なのか?後からどんどん変わっていく銘柄なのか?といった内容が気になる方は見ていってください。
◆【日本高配当株】22年度増配率 結論
まずは簡単に結論だけ記載します
・増配が発表されるのが多いタイミングは中間決算。ただしQ3や最終決算も増配されやすいです。
◆【日本高配当株】22年度増配率と増配銘柄数
それでは内容を見ていきましょう。
まずは、現座保有している高配当銘柄の21/22年度の業績と23年度の業績予想です。この中には優待目的の銘柄と本当に最近購入した日本特殊陶業のデータは除いてあります。
結果は、保有銘柄36社中30銘柄で増配されました。配当維持は5銘柄、減配は1銘柄です。そして増配率は、すべて同じ株数だけ保有した場合は114.5%、実際の保有株数を加味した増配率は115.1%となりました。日本企業の調子がそこそこよかったことで、今年はかなりの増配率となっています。高配当株投資をしている方は利益を上げた方が多かったのではないでしょうか?
◆【日本高配当株】23年度増配率予想
そして、現段階での23年度の増配予想は、103.9%となっています。この数字は今回の24年3月期決算で発表された配当予想をそのまま計算した数字になります。22年度の増配率からすると低い気はしますが、過去のデータを見るとそうでもないみたいです。
21年度決算時の22年度増配率予想は101.6%でした。そこからQ1決算:101.6%、Q2(中間)決算:106.6%、Q3決算:110.3%、最終決算:114.5%徐々に増配率が伸びていきます。増配率の伸びとしては、中間決算が最も多く、以降のQ3や最終決算でも中間ほどはないですが、大きな伸びとなっています。やはり中間である程度の年度業績が見えてきて、以降徐々に増配を発表していく。というのが多いみたいです。
逆に年度初めに増配を発表して、以降増配の発表がなかったのが、東京海上HD、日本電信電話(NTT)、KDDI、イエローハットの4社でした。この4社は23年度に関しても、すでに増配予想を出していますので、これ以上の増配発表はないと考えています。その分、イエローハット以外の3社は自社株買いなどにより、追加還元策を行ってくれますので、そういった目線で決算発表を楽しみにしていきましょう。
ということで、今後増配が期待できる銘柄もそうでない銘柄も、それぞれの決算の楽しみがありますので、次の決算を楽しんでいきましょう。ちなみに22年度にQ1で増配発表した銘柄はありませんので、中間決算あたりから本腰を入れてみていきます。
◆【日本高配当株】22年度増配率まとめ
それでは今回のまとめです。
・23年度増配率予想は103.9%だが、22年度開始当初の22年度増配率予想101.6%より高い
・増配発表は中間決算時が最も多く、その後のQ3や最終決算もコンスタントな増配発表がある
・年度初めに増配発表し、その後増配がない銘柄も自社株買いなどにより追加還元をすることが多い
・最高で3回増配を発表した銘柄もあるので、増配を発表した銘柄も最終決算まで確認しよう
以上となります。これだけ増配してくれると投資家としてはうれしいですね。PBR1.0倍割れ銘柄も配当性向を上げてくれるとさらにうれしいな。と考えています。新NISAまで半年ちょいです。新NISA時は、商社株をもう少し増やしたり少し銘柄をいじる予定ですが、基本的に現在の保有銘柄は保有し続けていこうと考えています。これからも配当利回りだけに捕らわれず、優良な高配当銘柄を探していきましょう。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。また次の機会にお会いできるのを楽しみにしております。
※投資は自己責任になります。ご自身の判断で投資をお願いいたします。
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