【日本高配当株】2023年2月1日~6日決算発表された保有株

日本の高配当株

今回は前回に引き続き保有銘柄の中で23年2月1日~6日に決算発表内容を紹介していきます。保有銘柄限定になりますが、企業の業績把握になります。また銘柄的には個人的になるべくリスクが低く高配当と呼べる銘柄を選定していますので、それなりに実情に合った数値で参考になると思います。

興味のある方は読んでいってください。

ちなみに私は米国株のインデックス投資と日本の高配当株でセミFIREを目指す40代サラリーマンです。日本の高配当株投資をしてみたいけど、どの銘柄を選べばいいかわからないという方は参考にしてください。投資歴についてはプロフィールに載せています。

またどのように高配当銘柄を探しているかは、過去の記事を参考にしてください。基本的にはこのシートを見ながら銘柄選定をしています。あとは分析シートでは表しづらい国内トップの大企業などは個別に確認して購入しています。それと長期保有を目的としていますので、2~3年で急上昇するような銘柄は対象外となっています。

それでは23年2月1日~6日に決算発表のあった銘柄一覧から見ていきます

【日本高配当株】保有株のうち23年2月1日~6日決算発表銘柄

保有株のうち23年2月1日~6日に決算発表のあった銘柄一覧です。

決算発表のあった銘柄は8社です。8社中6社は増配を決めており、据え置きとなっているのは東ソー(4042)、武田薬品(4502)の2社です。武田薬品に関しては180円配当を続けていますので、今更増配を期待してはいないです。

マイナス評価としては、進捗率が良くなかった東ソー(4042)、ダイヘン(6622)、ケーズHD(8282)、KDDI(9433)を挙げています。ただしダイヘンは売上高・利益とも過去最高益をたたき出していますので、目標が高いだけ。ということで心配はしていません。そのあたりは後述します。

プラス評価としては、逆に進捗率の良かった武田薬品(4502)、ニチアス(5393)。そのほか増配を決定した三菱商事(8058)、年間目標最終益を達成したみずほFG(8411)となっています。好調な企業よりも、悪かった企業が気になると思いますので、マイナス評価企業から東ソー、ダイヘン、ケーズHDの決算を簡単に見ていきます

【日本高配当株】進捗率が悪かった3社について

◆東ソー(4042)

まずは決算短信から

一番大きいのは原材料費が販売価格より高くなっていることです。4/12月期の決算資料を見ると交易条件により544億円のマイナスとなっています。ここは7-9月期から変わっていないようです。原材料費分を価格転嫁できないようであれば今後も苦しい業績が続いてしまいます。

次に業績です

10-12月期の減速が目立ちます。売上高は前期比プラスなのに利益に結び付いていないのがわかります。配当は配当性向を変えることで、13期連続減配がない状態ですので80円の配当維持に期待したいところです。ただこの状況が続くようだと来年度以降は、減配も覚悟しないといけなそうです。

◆ダイヘン(6622)

こちらも決算短信から

これをみると半導体業界の軟化はあるものの、業績自体は過去最高益と好調です。通期予想も需要見込みが立っていそうですので、計画通りに着地できそうに思えます。

次に業績です

10-12月期の経常利益が前年比に対して-0.7%となっていますが、そのほかは大幅に伸びており問題はなさそうです。EPSも489円予想で配当性向の約30%を考慮すると、150円配当は問題なさそうです。このまま順調にいってほしいです。個人的には問題ないと思っているので、これ以上いう事はない感じです。

◆ケーズHD(8282)

今回頭を悩ませたケーズHDです。ますは決算短信から

コロナ禍の巣ごもり需要や東京オリンピック&冬季北京オリンピック需要、気候変動などにより業績は下降傾向にあります。こういった逆風でも10-12月期の売上高は前期比0.3%増と検討しています。ただし広告宣伝費や修繕費の増加により経常利益は30.7%減となっています。

それと積極的な出店も売上高増、利益減の要因かなと考えています。

最後に業績です

こちらをみても売上高に対して経常利益が伴っていないことがわかります。4-12月期の経常利益は前年度比で25.3%減とかなり大きいです。EPSをみるとそこまで大きな下げにはなっていませんが、1-3月期次第では、さらに下がる可能性もあります。ただ中間決算時に増配を発表したばかりですので、今年度は44円配当。来年度以降は減配もあり得る。という感じでしょうか。買い物はネット派ですが、近くの家電量販店として使用することもあるので頑張ってほしいです。

【日本高配当株】配当据え置き銘柄まとめ

◆東ソー(4042)

・前年4-12月期比 売上高:18.7%増、経常利益:37.1%減と原材料費高騰の影響を大きく受けている
・今年度は配当維持を期待したいが、来期以降は不透明

◆ダイヘン(6622)

・前年4-12月期比 売上高:14.7%増、経常利益:9.5%増と過去最高益を記録
・EPSも順調に成長。150円配当は問題なさそう

◆ケーズHD(8282)

・前年4-12月期比 売上高:0.9%減、経常利益:25.3%減とかなり苦戦
・今年度44円配当は維持できても、来年度以降は不透明

以上、23年2月1日~6日に決算発表があった銘柄紹介でした。ちょっと厳しい企業が出てきましたね。現在保有している銘柄は、長期保有目線で考えていますのですぐに売却することなく、もう少しじっくり見ていきたいと思います。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。また次の機会にお会いできるのを楽しみにしております。

※投資は自己責任になります。ご自身の判断で投資をお願いいたします。

 

 

 

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