こんにちは、とても久しぶりの投稿です。最近、自作で日本の高配当株を評価するシートを作ってみました。今回はどんなシートを作成したか紹介です。この情報をもとに日本の高配当株は始めたいが、どの銘柄を選んでいいかわからない。という人は参考にしてください。
ちなみにこのシートを作成したきっかけは、ここ半年ほど日本の高配当株銘柄に興味を持ち、色んな方々の情報をもとにいくつか購入してきました。ここ最近購入した高配当株はプラスになっているのですが、今後は業種別配分にも気を付けていきたいと思ったのがきっかけです。今後は、このシートも使って高配当株や業績、財務安定企業についても紹介していきたいと思います。
日本株の取引き経歴
分析シートの紹介の前に、簡単に私の日本株取り扱い経歴を記載します
といった感じで投資歴は長いですが、高配当株をやり始めたのはここ最近です。でも探せば探すほど色々な銘柄を発見できて楽しいです。また取引のある企業についても興味を持つようになりました。さらに「この会社はこんなに利益率がいいのか!!」などと色々な発見があり見る目が変わりそうです・・
前置きはこの辺にして、それでは行ってみましょう
なぜ分析シートを作ろうと思ったのか?
ずばり、様々な業種からバランスよく銘柄を選ぶためです!!
以前は、Yahooファイナンスの高配当ランキングを参照にIR Bankで片っ端から優良銘柄かどうか調べていました。配当金が高い方から順に約1,000銘柄(配当利回りが約3.2%)まで確認したところで、気になる銘柄は大体確認できました。さらに調べようと考えた時に、逆にデータを整理して分析シートを作った方が今後のためになるのでは???しかもExcelの勉強にもなる!!ということで始めたのがきっかけでした。
作り始めると色々なグラフが欲しくなったり、どういった評価方法がいいか?苦労はしましたが、となかなか楽しく作れました。マクロは使えないですが、それでもある程度のものは作れました。あとは毎年更新されるデータが自動更新できればな・・・と思うばかりです。ここは課題としてこれから頑張っていきます
分析シート内容紹介
それではどんな内容になっているか紹介していきます
基本は銘柄番号を入力することで、売上・営業利益・ESP・営業利益率・有利子負債率・営業CF・現金・配当金・配当性向・配当利回り・PERから評価点数が表示される仕組みです。
各項目に対する評価点のつけ方違っていて、売上高を例にすると前年から売上が下がった年が何回あったか?2010年比でどれくらい伸びたか?という点で評価点を計算しています。基本的には右肩上がりで少しずつでも伸びていってほしいのですが、あまりにプラス/マイナスが激しいのも安心できないですよね。またコロナ禍で一過性に伸びた企業も今後がわからないので、単純に伸び率だけを見るのではなく、前年との比較も入れています。この前年との比較については、3年の移動平均にするとどうなるのか?などいろいろ施行錯誤しているので、細かい評価点は、今後も少しずつ見直していく予定です。
ではシートの内容を紹介していきます。今回はKDDIを例にしています
まずは一番上に大きく評価点が表示されます。評価点の内容詳細は割愛しますが、上記に記載の項目から独自の採点をしています。そのほか、基本情報として銘柄名・業種・株価・配当利回り・PERなどが表示されます。この表示は、黄色の検索入力に入力した番号をもとに別シートのデータと楽天マーケットスピードⅡのデータが反映される仕組みになっています。その下には評価点に加味される項目が並んでいます。
さらに下にはIR BANKで得られるデータが一通り載っており、それぞれの項目に対して業界平均と業界内での順位を記載してあります。これによってこの銘柄が業種内でどれくらいの位置にいるのかわかるようにしています。
グラフ化も忘れずに
これらの数値のグラフ化も忘れていません。評価に適用した項目が10点満点中何点か?業界内でそれぞれの位置を円グラフ化して得意不得意項目を可視化しています。さらに必要な情報に関しては過去推移を棒グラフにより可視化。グラフは2008年以降で残っているデータを採用。これによりここ10年に渡り安定しているか?良化傾向があるかが確認可能です。株価トレンドも楽天マーケットスピードⅡからデータをリアルタイムで収集してグラフ化。長期にわたり上昇トレンドの方が安心できるので、株価についても見えるようにしています。
ちなみにこのグラフは必須です。あくまで最後は自分の判断なので、評価点数だけでなくグラフを確認することで、自分好みのトレンドをしているかどうかを確認して最終判断しています。私はここ2~3年で急速に成長した企業は少し手を出しづらいかなと。。。それよりは長期間にわたって安定的に成長している企業を探しています。
〇評価点数と業界内順位分布
業界内での立ち位置を確認することで、生き残りやすいかどうかを確認。いくら評価点が良くても業界内の順位が低いと取り込まれてしまいそうで・・
〇各項目トレンドグラフ
やはり最後は、トレンドグラフは必須です。これが最後の決め手!
〇株価トレンド
できれば長期にわたり右肩上がりの銘柄を探しています。インカムとキャピタル両方欲しい・・・
最後にショートカットも
あとは実際にいいなと思った銘柄についてもっとよく知るために、みん株、株探、IR Bankのショートカットも追加しています。アドレスを見るとどのページも銘柄コードでページを分けているので、意外と簡単にショートカットを作成することができました。どのページも欲しい情報があるので3つも載せてしまいました。
みん株は、TOPページに会社概要が記載されている点が〇。どんな会社で何が強みで、どこの大手企業とかかわりがあるかがわかるのがうれしいです。株探は3か月ごとの業績推移が載っているのがうれしいです。企業によってどのQuarterが強いのかがわかります。IR Bankはもっとほかの項目のトレンドやIR情報を見たいときに使います。
まとめ
※投資は自己責任になります。ご自身の判断で投資をお願いいたします。
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