【優待銘柄】高配当銘柄へシフト後も優待目的で保有継続銘柄を2つ紹介

日本の高配当株

こんにちは米国株のインデックス投資と日本の高配当株でセミFIREを目指す40代サラリーマンです。投資歴はもう10年近くになるのですが、あまりデータ等を気にせずだらだらやってきました。去年から日本の高配当株が気になり、今年からガチで日本の高配当株をやり始めました。きちんと企業情報を調べて高配当株銘柄を選定することで、毎年の高配当がゲットでき、それによってある程度心穏やかに投資を続けることができます。ガチでやるからにはきっちり確認してやっていきますので最後までお付き合いいただけると幸いです。ブログ内の数値はIR BANKのデータを自分なりに加工、企業情報はHPの情報をもとにしています

今回は株主優待目的で保有している銘柄紹介です。投資の目的は配当ですが、その前は株主優待目的の投資を行っていました。その当時から持ち続けている銘柄を2つ紹介しします。

【優待銘柄】高配当銘柄へシフト後も保有銘柄紹介

アトム

まず1つめはアトム(7412)です。

コロワイド傘下の飲食店チェーン店を主に名古屋から東の地域で展開しています。業務形態はステーキ・回転すし・焼肉・居酒屋・カラオケと多岐にわたります。有名なところでは、ステーキ宮、寧々家、カルビ大将とかでしょうか。中部地方は全ての食種が満遍なく展開され、関東はステーキ宮が中心、東北はステーキ宮と寧々家などの居酒屋系が中心と各地方によって、展開店舗の特徴があるようです。それともうひとつ私にとってとてもありがたいのが「かっぱ寿司」でも使えます。子供がいて近所にかっぱ寿司がある私にとって、この優待はとてもありがたいです。そしてコロワイドではなくアトムを選んでいる理由が、株主優待の利回りです。アトムの株価はコロワイドの半値以下ですが優待内容がほぼ一緒です。ということで利回りは倍くらいの違いがあります。下記にコロワイドとアトムの優待利回り比較表を記載します。

2022年10月23日時点でのコロワイドの配当+優待利回りは2.5%に対し、アトムは最大5.2%です。コロナ以降株価はいまいちですし、業績を見てもパッとしません。普通なら絶対買わない銘柄ですが、優待目的で1,000株保有しています。現状、優待だけで18万円分ゲットしていますので、優待が続く限り保有予定です。

エスライン

もうひとつは、エスライン(9078)です。会社概要を記載します。

業務内容は、中部地方をメインとした運送業となります。こちらの優待はQUOカードです。100株で1000円相当のQUOカードですが、3年以上の保有で2,000円相当のQUOカードにグレードアップします。私はこの銘柄を2017年に購入していますので、2,000円のQUOカードをゲットできています。購入当時の株価は1,031円、配当金が22円/100株ですので、購入時からの利回りは約4.07%です。2022年10月23日時点の株価は801円とかなり下落していますが、2010年以降減配がないことも考えるとなかなか売りづらく持ち続けています。業績の推移グラフを見てもそこまで悪くはないので、11月7日の決算発表に期待したいです。簡単に各項目を見ていきます

まずは株価推移です。

長期的に見て右肩下がりです。2018年の最高値から40%以上も下落、直近半年でも約13%の下落となっています。この後見る個別推移もそこまで悪くはないので11月7日の決算発表に期待したいです。といっても10-12月の売上が多い傾向にあるので、次の決算発表もいまいちかもしれませんね。

評価得点と業種内順位比較です。

得点は配当利回り・営業利益率・EPSが低く、順位比較では現金が低いです。営業利益率は陸運業自体の利益率が低いため、業種内では平均よりも高い水準にあります。これだけ見ると今まで紹介した銘柄に比べるといまいちです。ですが持ち続けている理由を説明するたため、そのほかの項目は推移グラフで見ていきましょう

まずは売上・営業利益・EPS・自己資本比率です。

売上高はところどころで前年割れの年があるため得点が低くなっています。ただ長期的に右肩上がりのため問題なさそうです。営業利益率は陸運業自体の利益率が低い業種であり、2018年以降は安定して業種平均以上の利益率を維持できている点を評価したいです。EPSは長期的にみると伸び悩んでいます。ただし2018年以降は横ばいであり、運送業は今後も拡大すると考えているので、今後の成長に期待したいです。自己資本比率は60%を超えており、長期的に右肩上がりで問題ないです。

次に有利子負債、キャッシュフロー・配当です。

有利子負債は横ばいで現金よりも少なく負債率も10%以下。営業CF/現金も問題なし。配当金は2010円以降減配無し。徐々に右肩上がりです。ただし配当性向が2015年以降徐々に増加傾向です。ただ2022年予想でも配当性向は約25%と低水準で問題なさそうです。

以上のことから3年保有のQUOカード2,000円分の株主優待を考慮すると配当利回り4%以上。株価は右肩下がりだが、過去の業績推移を見てもそこまで悪くなく、配当金も増配傾向のため、今後も悪い情報がない限りは持ち続ける予定です


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【優待銘柄】高配当銘柄へシフト後も保有銘柄まとめ

アトム

  • 傘下の飲食店で使用できる優待ポイントの利回りが5.2%ゲット可能
  • 親会社のコロワイドの半額以下で株を購入可能でき利回りがいい

 

エスライン

  • 優待:100株保有で1,000円相当のQUOカード。2年以上の保有で2.000円相当
  • 株価は長期的に右肩下がり。最高値から40%以上下落
  • EPSが横ばいで長期的に伸び悩み
  • 配当性向は約25%と低いが、長期的に右肩上がり
  • 上記の2点以外は、大きな問題はなし

今回は、優待目的で保有している2銘柄を紹介しました。優待目的銘柄はこの2銘柄の他には地方の小さい小売銘柄しかもっていないです。以前はもっと持っていましたが全部売りました。株主優待も年間10万以上の優待をゲットしていましたが、同額の配当金より幸福感が低い感じがしました。やはり自分の思った通りの使い方ができる配当金がいいです。今後も高配当株投資を継続です。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。また次の機会にお会いできるのを楽しみにしております。

※投資は自己責任になります。ご自身の判断で投資をお願いいたします。
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